受験勉強にしろ、資格試験にしろ勉強するときは、テキストや参考書を使うと思います。
書店にいくといろいろな勉強法や記憶術の本が並べられています。また自己啓発といった点からは、速読の本も結構目にします。
そして、これらの本でよく共通して言われているのが、まずは概要をつかむということです。
例えば、学習すべきことを1本の樹木に喩えると、最初はまず大本の幹を抑え、次に幹と大きな枝を抑え、そして次に幹と大きな枝に加え普通の枝を抑え、さらに小枝、最後に葉っぱまで抑えていくという方法が推奨されています。

●樹木を完成させるには、幹→大枝→枝→小枝→葉

みなさんは、樹木の絵を描くときは、どういったように描きますか?
まずは、キャンパスの真ん中に太い幹を描き、そこから太い枝を描き、枝をうめ、さらにそこから小枝を伸ばして、最後の葉を描くという描き方がをする人が多いのではないかと思います。
この描き方は、マインドマップを描いていく方法と同じです。最初のキーワードから、次に連想される大項目に枝を伸ばし、さらに中項目、小項目と枝を分岐させながら描いていき、発想を展開させたり、全体像をつかんでいきます。

いろいろなことを学習していく中で、この考え方は大切で、複雑で体系的なことを覚えるとき等は特に大切です。またこの体系づくりがしっかりしていれば、全体像が見えているので、学習した内容や知識が立体的に活用できるようになります。

樹木だってそうですが、幹がしっかりしていないと全体が不安定になってしまいます。また枝があってこその葉ということになります。

●テキストや参考書の樹木を大切に

受験勉強や資格試験で使うテキストや参考書の内容を樹木に喩えると、最初のほうに樹木全体の中で枝までまとめられているものがあります。

勘のするどい方なら、もうおわかりかもしれませんが、『目次』です。

『目次』は、だいたいが、目次を読むだけでその本の全体の流れがつかめ、書いてある内容の全体像が想像できるようなものになっています。

本の中には、目次があまり細かく書いておらず、第1章~第5章として章のタイトルしか書いていないものもあります。

それでも目次がないよりは、少なくともこの本に書いてある内容は、第1章~第5章のタイトルにある5つなんだなとわかります。

できれば、章・節・見出し・小見出しといった構造で細かく記載された目次のほうが、より詳細に本に書いてある内容を想像でき、全体像がつかみやすくなるかと思います。

まずはこの目次自体を、例えば自分の家の間取りに結びつけ覚えてしまい、さらにそこから記憶を発展させていくという記憶術があります。

こうすることによって、本全体を体系的に覚えることができるようになります。

目次を覚えることをしないまでも、毎回毎回、学習の前に目次を見ることによって、細かく想起できなかったとしても、だいたいのイメージとして、その目次が毎日、ちょっと眺めているだけで、頭に潜在的にはいっていくかと思います。

そうすると、学習している内容が全体のどの位置で、まわりとどういった関係にあるのか、自分が今学習していることは、全体の中でどういった位置づけのものなのかということが理解しやすくなります。


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