もうコイツ、見るのもイヤ!
多くの人が最も嫌いな害虫としてあげる嫌われ者!
それが ”G” 、つまりゴキブリです。
地上最強の嫌われ者
しかもゴキブリは見た目の不快感だけでなく、病原菌の媒介やアレルギーの原因にもなります。
病原菌であるサルモネラ菌や赤痢菌といったものの媒介までしますし、ゴキブリの死骸や糞はアレルゲンにもなります。
ガサガサ、ガサガサいう音、そして突然の出没、見た目の不潔さも加わって、いるだけで不快感!
特に噛むこともなく毒も持っていないにもかかわらず純粋な不快さだけで害虫の頂点へ上り詰めた、ある意味無双の実力者であろうか。。。
最終的に地球を支配するのはゴキブリ?
ゴキブリの歴史を紐解くと、なんと3億年。
中国4000年の歴史なんていうけど、そんなものは屁でもない。
人類が誕生するなんと2億9700万年以上も前から、地球上をうろうろとはいずりまわってきたいわば地球の主である。
恐竜の時代から生き延び、恐竜が絶滅してもなお、生き続けてきた。
もう地球が爆発してぶっ壊れない限り、ゴキブリは全滅しないとまで言われています。
エサがなければコンクリでも食べる生命力
驚かされるのがゴキブリの生命力である。
恐竜が絶滅してもなお、生き延びてきたというだけでもすごいのであるが、このゴキブリの強さは、雑食性で何でも食うということである。
人間の食べ残しはもちろん、生ゴミなんかは当たり前。毛だろうが、爪の切れ端だろうが、アカだろうが、フケだろうがエサにしてしまう。排泄物もである。機械油から、本の背表紙の糊まで食べるらしい。何でも食えるから、ここまで生き残ってこれたのかもしれません。
なんと、エサがなければコンクリートまでエサにして食べると言われています。
しかも、殺虫剤に対しても耐性をつけて効きにくくなったりしています。
ゴキブリは漢方薬に使われている?
えええ、ゴキブリを漢方薬? ウソでしょ?
残念ながら? 実はゴキブリは生薬になっているのです。
シャ虫と呼ばれる生薬として使われています。
とはいえ、生薬にされるゴキブリは、私たちが台所とかに出没するゴキブリとは違い、屋外に住む羽がない種類のものです。
日本で普通に利用されている漢方処方では、まず使われることはないでしょう。
意外と短いゴキブリの寿命
そんな生命力が強いゴキブリですが、その寿命はというと意外に短く、120日ほどと言われています。
でもその間になんと5回も産卵すると言われていて、1回の産卵で15~40匹の幼虫が出てきます。
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