便秘にはいろいろなタイプがありますが、その原因からして4つに分類することができます。
それではそれぞれについてみていきましょう。


ストレス型便秘


ストレスがかかっていて自律神経のバランスが乱れていることにより、腸の蠕動運動が鈍ってしまっているタイプです。
中には、過敏性腸症候群の人もいます。
特徴としては、便秘や下痢を繰り返します。
睡眠時間が1日6時間以下と短い人も、交感神経優位となりやすく自律神経のバランスをくずしやすくなることから、このストレス型便秘になりやすくなります。
失敗したことをいつまでもくよくよしやすい人、慢性的に肩がこっている人もストレスを受けやすく、このタイプの便秘になりやすいといってよいでしょう。


直腸・肛門型便秘


このタイプの便秘は、直腸まで便が到達しても、それを感知して脳に排便サインを送る直腸や肛門の働きの段階で問題があるものです。
よく便意を無視し続けたり、ガマンしていたりすると、排便の命令が出にくくなってしまい、このタイプの便秘になりやすくなります。
また、年をとると筋力が低下してきて、便を押し出す力が弱くなってしまい便秘となるケースもあります。
痔の人や排便時に肛門に痛みを感じる人にはこのタイプの便秘が多くなっています。また排便が週に2回以下という場合は、明らかに排便力が弱っていて、この直腸・肛門型便秘と言えます。
腹筋が10回以上できないという場合も、下腹部の筋力が弱っていて、便を押し出す力が弱くなっていて、直腸・肛門型便秘になりやすいといえるでしょう。


腸の蠕動不全型便秘


このタイプの便秘は、腸の働きが低下してしまい、腸内に便が滞留してしまっていることによって起こります。
腸内に便が滞留してしまっているので、そこで異常発酵が起こり、毒素がでて、悪玉菌が増えるためますます腸内環境は悪化してしまい、どんどん便が出にくくなってしまいます。
便やオナラが異常に臭い、イモ類を食べるとおなかが張りやすいといった特徴がこのタイプの便秘にはあります。また野菜やヨーグルトなどの発酵食品をあまり食べない人、朝食を食べない人は、腸の蠕動運動が低下しやすくこのタイプの便秘になりやすいといえます。このタイプでは腸内に長く便が滞留するため、硬い便が出たりすることもあります。


複合型便秘


これは、ストレス型、直腸・肛門型、腸の蠕動不全型の3つのタイプが複合して起こっているものです。



便秘を改善するキーワードは、自律神経


便秘を改善するためのキーワードを1つ言いなさい!とすると、それは『自律神経』になるでしょう。
腸の蠕動運動などは自律神経の影響を受けていて、これは意志とは無関係に身体をコントロールしています。
便通のリズムを正常化してあげるには、リラックスし、睡眠を十分にとり、副交感神経を優位にしてあげることが大切です。



参考:
便秘改善!すぐに副交感神経の働きを高める超簡単「ワンツー呼吸法」

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