サプリメントを良く飲まれれている方でも、『エルゴジェニックエイド』という言葉を見るのは初めてという方もいると思います。

また、聞いたことはあるけど、説明しろと言われるとわからないという人もいると思います。

エルゴジェニックエイドとは



トレーニング.jpgエルゴジェニックエイドは、英語で書くと、Ergogenic Aids となります。
Aidsは、すぐおわかりかと思いますが、「目的」という意味です。
つまり、「Ergogenic のためのもの」になるのですが、はて、Ergogenic とは何ぞやとなります。

Ergogenic は、ergo(仕事量) と genic(生み出す) に分けられます。
このことから、Ergogenic Aidsは、エネルギーを生み出したり、疲労を回復させて運動能力を向上させたりするものということになります。

つまり、身体能力を向上させるために摂取されるものを指す言葉として、エルゴジェニックエイドがあります。

エルゴジェニックエイドの商品って何があるの



エルゴジェニックエイド、つまり身体能力を向上させるために摂取されるものは、大きく分けると2つあります。
一つがホルモン、そしてもう一つがサプリメントです。

ホルモン


身体能力を高めるために使われるホルモンには、男性ホルモンであるテストステロン、成長ホルモン、インスリンなどがあります。

普段から筋トレをやっている人やボディビルダーの人ならピンとくるかもしれませんが、男性ホルモンであるテストステロンの血中濃度が高くなると、タンパク質から筋肉が合成される作用が促されます。

筋力がつくからと、専門家の指導もなく自分勝手にテストステロンを取ると、血圧が上昇したり、勃起不全を起こしたり、躁うつ病になりやすくなってしまったりといった副作用がでてくる可能性があります。

こうした副作用から競技者を守るという点から、また競技をフェアに行うという観点から、テストステロンはドーピング薬物となっています。

サプリメント



身体機能を高めるとされているサプリメントで、有名なところでは、BCAA(分岐鎖アミノ酸)があります。具体的な成分でいうと、バリン・ロイシン・イソロイシンがこれにあたります。
これのアミノ酸を摂取することで、健康な人でも筋肉の合成が促進されることがわかっていて、筋トレの30分前と、筋トレ後に摂取すると、その筋肉の合成作用が大きく高まることが言われていて、このタイミングでBCAAを補給するというようなことがよく行われています。

アミノ酸以外でも、クレアチンエルゴフェニックエイドとして知られています。
ボディービルダーなどを目指している人にとっては、クレアチンはおなじみの成分ですが、このクレアチンを摂取することで、筋トレ後の疲労回復が良くなります。
特に、筋肉をつけるための高負荷のトレーニングにおいては、筋肉中のクレアチンリン酸が減ってきています。そのことにより、高負荷な筋トレで体が疲れてくるようになるのです。

健康・美容・賢脳トピックス
https://89314.link/blog/

健康ポータル・美容ポータル
https://89314.link/portal/






 カテゴリ

 タグ