美容外科は、目が一重、鼻が低い、エラがはっているといったコンプレックスを解決してくれる美容整形を行っています。
いろいろな手術から、メスを使わない処置までいろいろな手技が行われています。



多くが自由診療の美容外科

通常の病気では、保険診療の対象となり、その方法などは広く知られています。しかし、美容整形を行う美容外科の領域では、その目的は多くの場合が美容目的となりますので、自由診療となります。

そして、実際に、厚生労働省で許可されていない医薬品を医師が輸入して使用したり、欧米では認められていても日本では許可されていない医療機器などをつかって処置が行われたりします。

医師の腕や裁量によって大きく左右されるのが、美容外科領域といってもいいのかもしれません。
また、中には、自分達が儲かればいいということで、儲けに走り、劣悪な処置をするところもあるので、美容外科の情報はしっかりと吟味する必要があります。


美容外科をチェックするポイント

ホームページに誇大広告がないかどうか
「絶対」「確実」「日本最大級」といった文字があれば、注意したほうが良いでしょう。
また、小さな文字で注釈が多いところも、要注意です。
常識的に考えて、他に比べて破格に安かったりする場合は、何かあると疑うべき。
他の医療機関に比べて優れてますよみたいなことが書いてあれば、まず敬遠すべきでしょう。
そもそも、他の医療機関と比較するのはNGですし、それは別としても、何がどう、どのくらい優れているのか客観的に書かれていることはまずないでしょう。
「再生医療」というのもNGワード。
研究してもいないのに「○○研究所」とかやるのも虚偽の表示・広告です。
再生医療とか研究所なんていう言葉が目立つように記載されているページも、疑ってかかるべきでしょう。

担当医のプロフィールをチェック
担当医が、専門の美容外科分野でどの程度の知識や経験をもっているのか、記載されているページであれば、チェックをしてみるのも良いでしょう。
自信があるところは、どうどうと医師のプロフィールなどを載せている場合が多いでしょう。

決断を急がせる所、希望以外の治療を押しつけるところはやめるべき
希望もしていないのに即日手術とか、高額医療への無理矢理な勧誘をするところは、自由診療をいいことにぼったくって荒稼ぎしようという所に多くみられますので、そんなところは、すぐにやめたほうが良いでしょう。

治療前に医師がきちんと説明をしたりカウンセリングをするか
患者の希望をくみとって、患者本位の施術を行うのかどうかは大切なポイントです。

質問に対して、理論立ててきちんと答えられるか
説明に対して、その効果、リスク、かかる費用、期間を、客観的にデータ等も用いるなどして、しっかりと説明できるかどうかは、信頼度を図る
上で役に立つでしょう。

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