私たちは人間です。だから、どんな人であれ勉強する気がしないという時のあるかと思います。そうした時はどうしたら良いでしょうか。

勉強がする気が起きない、やる気が起こらない、そういったときにはどうして勉強することが嫌になっているのか、どうしてやる気が出ないのかといった理由を1枚の紙に残らず吐き出してしまうことが大切です。

これは特に精神論的方法を言っているのではありません。人間の行為はきわめて具体的で、一定の効果が十分に期待できます。

勉強が嫌だ、やる気が起こらないといった理由については、人それぞれ違うと思います。人それぞれによって事情や背景が様々違うでしょう。ただし、どんな人にも共通していることがあります。それは勉強やりたくない、やる気が起こらないと言って気分も、あくまでも有限でやって無限ではないと言うことです。

だからこそ、限りがあるので紙に書ききることが大切になってきます。もし紙に書かず、頭の中で考え続けていると、吐き出すお湯ことができません。頭中で思っていてもダメで、紙に書き出すことが大切なのです。

どうして紙に書き出すことが大切なんでしょうか。

その理由はとても簡単です。頭の中で考え続けていることは、いつまでたっても形に残らないものです。形に残らないという事はつまり終わりにすることができないということになるからです。勉強したくないなぁ、なんかやる気が起こらないなぁというようなことは気分の問題であって有限なものです。でもそれについて無限に悩むこともできてしまうからです。

ここで言っておきたいのが、紙に書いたからといってもちろん悩める切れるわけでも、問題が解決するわけでもありません。しかし、興味ある新技術での報告があります。

とある実験では、嫌な経験を持った日に、その日の夜寝る前に、嫌な経験について書き出してみるとその事件のことがすっかり忘れて、ぐっすり眠ることができるという報告があるのです。これは、筆記療法と呼ばれています。人間の脳は、紙に書かれた事は、記憶に残ったと認識するので、頭の特質はないと考えるようです。

脳は、その大きさや神経細胞の数を始めキャパシティーに限界を持っています。つまりすべてを記憶にとどめていたがキャパシティーをオーバーしてしまいます。従って記憶に留めとく必要がないものは忘れてしまうのにできます。これはいわば脳の合理的な選択と言えるかもしれません。

このことから、私時の記憶は、一生懸命覚えても忘れてしまったりするということになってしまいます。しかしこれはキャパシティーオーバーしないための脳の戦略と考えれば仕方ないことなのかもしれません。

そして逆に、この頃ことを利用して悩みや苦しみや忘れたいこと、頭から追い出したいことなどを紙に書くことによって忘れさせることができるのかもしれません。
勉強する気が起きない時、やる気が起きない時、そんな時は勉強する前にその原因を紙に書き落とすと良いかもしれません。

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