●目立つ晩婚化、最初の子供は30歳すぎ
少子高齢化が叫ばれ問題視されている昨今、厚生労働省が2012年にまとめた人口動態統計によると、第1子出産時の平均年齢、つまり1番最初の子供を産んだ時の年齢が30歳を超えているそうです。

少子化に加え、晩婚化が目立つようになり、35歳以上での第1子出産の割合は、1985年が7.1%だったのに対し、2012年では25.9%、つまり子供がいる人の中で、4人に1人は35歳以上で最初の子供を産んでいるということになります。

高齢出産率が高くなっていて、毎月排卵することで生理が重くなっている人、ホルモンバランスの不調を訴える人が多発していると言われています。

●産婦人科医が奨める、彼氏への告白のベストタイミング
そこで、早く彼氏を見つけてゴールイン! となればいいのですが、愛の告白にも良いタイミングというものがあるらしいのです。

良く、結婚はタイミングなんていいますが、まんざら嘘でもないようです。
関連した調査として産婦人科医103名にドコモ・ヘルスケア株式会社が、「女性のホルモンバランスと恋愛に関する意識調査」を行っています。

http://www.d-healthcare.co.jp/newsrelease/2014/0919.html

それによると、告白するのに打ってつけの日には「卵胞期」と「排卵期」が同率で1位(43.7%)だったそうです。逆に告白を避けておきたい時期はというと67.0%、2/3の産婦人科医が「月経期」と回答しています。

産婦人科医という専門家がいうのだから、何か根拠があるのだろうかということになりますが、これがあるんです。

排卵日の直前は「卵胞期」と呼ばれ、女性ホルモンのエストロゲンが増加してくる時期に当たります。エストロゲンの作用により肌や髪にツヤが出てきて、メークも決まりやすく心身ともに女性が最も元気な時期と言われています。
そして、排卵期にはやる気も出て性欲も旺盛になります。
これらの時期や痩せやすい時期でもあります。

排卵日には、「入らん」なんてダジャレを言っている場合ではありません。大チャンス日なのです。

月経期は、生理に伴う症状があり、ホルモンバランスも崩れやすい時期です。生理に伴う腰痛・食欲不振等の症状が出てきて心身ともにつらく不安定な時期にあたりますので、告白も避けたほうがよいでしょう。

月経の周期は大体28日間で、告白に適していない月経期の後に、告白に最も適している卵胞期・排卵期がきて、その後に黄体期となります。黄体期はエストロゲンの他に、プロゲステロンの分泌が盛んになってきて、にきびが出やすくなったり、イライラしやすくなってりします。

卵胞期・排卵期をお互いパートナーと理解し、賢い子づくりをするのがお薦めです。

●生理中の行為は控えて

ちなみに、生理中にも性行為を行う人がいますが、子宮が傷つきやすくなり、感染症を起こしやすくなります。他人同士の血液と体が接触するわけですから、なるべくこの時期の性行為は避けるべきでしょう。

 カテゴリ

 タグ