最近は何かとふくらはぎを揉むことが推奨されています。

●ふくらはぎを揉んだほうが良い人

特に、ふくらはぎが運動をしたわけでもないのにパンパンに張っている人は、是非ともふくらはぎを揉んでほしい。
筋肉がパンパンに張り、別にそれほど運動もしていないのに、筋肉痛になったような感じがするというひとは、自律神経が乱れて筋肉に負荷がかかっていたり、老廃物がたまりすぎたりしている傾向があるといいます。

ふくらはぎを揉んで痛いと感じる人であれば、これは血液を送り出す能力が弱くなっている証拠です。
ふくらはぎは、足にまで下りた血液を全身に戻す働きがありますが、血液は重力に従って下へ下へと力がかかっています。
そこをふくらはぎの筋肉の力や血管の弁の働きで上へと押し出しています。

ふくらはぎを丁寧にもみほぐすことは、自律神経の調子を整えるので、体の末端にたまった老廃物がを出すのを助けます。理想的なのは、やわらかいふくらはぎと、疲れにくい体です。

ふくらはぎを触って、表面がやわらかくても安心はできません。つまんでみると中のほうはカチカチという場合も、ふくらはぎの筋肉の収縮運動が弱くなっていて、そのため新陳代謝も悪くなっています。そうすると、やがては足のだるさや疲労感、むくみ等を訴えるようになってしまうので、なるべく早めに気がついたら足・ふくらはぎを揉みほぐしてあげると良いでしょう。

足首のくびれがない人も、注意が必要です。
足首のくびれがないということは、アキレス腱の周囲がもったりとした状態です。足首が太いのは遺伝や体験のせいと思いがちですが、足にたまった老廃物が原因となっているケースが多いと言われています。そこで足もみ・ふくらはぎ揉みをしてあげることで、足の老廃物を流し、キュッと引き締まった足首を維持できます。

●ふくらはぎの足揉み時間

ふくらはぎを中心とした足揉みは、毎日5~10分行っていきます。
いろいろな健康法がありますが、だいたい体質が変わってくるのに3ヵ月はかかると言われています。しかし、改善までにかかる時間は年齢によっても大きく変わってくるという考えかたもあります。

つまり、長い年月かけて悪くなっているものは、改善するのにもそれに相応して時間がかかるというわけです。

どのぐらいの時間がかかるのかと言えば、目安として「年齢/10」という目安があります。
つまり30歳なら3ヵ月ですが、60歳なら6ヵ月ということになります。

 カテゴリ

 タグ