英語の学習は、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングとやらなければならないことがたくさんあります。
よく、人によっては、そもそも語学とか言って学問をつくり勉強するというような姿勢自体が間違っていて、言葉なんだから勉強するとかじゃなく、自然と慣れていくものだということを言ったりします。

いずれにしろ、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの基礎となるのが、単語等の語彙力になっていきます。
語彙(ボキャブラリー)がないと、意味が全然通じません。

しかし、語彙を増やし語彙力アップを図ることは地道で大変なものです。スポーツで喩えるなら試合のために地道な筋トレをやるようなものかもしれません。
無味乾燥な英単語を覚えるということは、なかなか苦痛なことで、よほどストイックな人か、精神力がある人でなければつらいもので、覚えるそばから忘れていって、ザルに水を貯めるような感覚になることもあるかと思います。

それでは、TOEICや英検などの試験を受けるにあたって、だいたいどのくらいの語彙力が必要となるのだろうか。

通常、アメリカやイギリス等、英語を母国語としているネイティブの人たちはだいたい1万~2万語をベースにしていうと言われています。

それでは、実際、学校で普通の事業で出てくる単語というと、English などの基本単語など中学で習うものが約1000語、高校で出てくる単語が約2000語と言われています。

語彙力がそのまま英語力になるということではありませんが、だいたいの目安として示すと、

2000語レベル : TOEIC340点、英検3級  相当
3600語レベル : TOEIC470点、英検準2級 相当
5000語レベル : TOEIC600点、英検2級  相当
8000語レベル : TOEIC730点、英検準1級 相当
10000語レベル : TOEIC860点、英検1級  相当

もちろん、リスニング能力が悪くて、語彙レベルだと8000語程度しっている人でもTOEIC500点というような人も中にはいるかもしれませんが、その逆はないでしょう。
つまり、2000語レベルしか語彙力がないのに、TOEIC730点とかは、ありえないでしょう。
もしいるとすれば、相当勘の良い人だと思います。


TOEICや英検の試験は、会社によっては出世の条件にしていたり、就職の条件にしているところもあります。
最近では、別に出世したからって給料がそんなに増えるわけじゃないし、責任ばかり重くなるから損だ! もっと自分の時間をもって自由な生き方をしたほうがいいし、会社がずっと面倒みてくれるわけでもないというクールな人も増えているみたいですが、それにしても、英語ができるということは、会社を離れたとしてもいろいろと優位に働きます。

たとえば副業にしろTOEIC860点以上とかになると、いろいろと有利な条件での仕事もいっぱいでてくるでしょう。

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