雷は怖いものです。できれば会いたくありません。
そんな雷に遭遇しない方法は、外には出ないということになりますが、それでは引きこもりになってしまいます。
実は、雷警報器なるものがあります。

雷鳴がなくても、雷が落ちることもある

これは、落雷の発生や接近をキャッチし、落雷危険地帯に入ってしまう前に知らせてくれるもので、危険地帯に入る前に避難することができます。
怖いことに、鳴は10kmぐらいしか届きません。 しかし、雷は20km先にも落ちるのです。
だから、かすかにゴロゴロなっているのは、まだ雷が遠くだから安心!の印ではなく、今すぐそこに落ちるかもしれない警告音なのです。

しかも雷雲がやってくる速度は、5~40kmです。歩いて逃げていたら逃げられません。

雷鳴が聞こえる前から雷を知らせる雷警報器とは?

そこで、使われるのが、雷鳴が鳴っていない前から、雷の接近を教えてくれる雷警報器です。

ええ、なんでそんなことができるの?

それは、雷が出している電磁波をキャッチし、落雷までの距離を割り出し、雷雲の接近を探っているのです。最近では、落雷の発生、距離、移動をLEDランプとアラーム音で、60km以内の落雷をとらえて知らせるポータブルな雷警報器も開発されているようです。

雷警報器がない場合、注意したいこと

雷警報器なるものがあるとしても、価格は1万円以上しますし、そんなもの普段から持ち歩いている人も少ないでしょう。
そこで注意したいのが、積乱雲です。
雷は積乱雲の中で発生しますが、大気が不安定で積乱雲がもくもくと成長してきたら、数分後に落雷の可能性があると考えたほうがよいでしょう。
ゴロゴロ雷鳴が聞こえているときは、いつ落ちてもおかしくありません。雷雲が消えるまで落雷の可能性はあるのです。
雨が降っていないから、まだ雷は落ちないだろうというのは間違いです。落雷は雨が降り出す前からあります。
激しい雨が降ってきたからでは、もう完全な逃げ遅れ状態です。

ネットで、雷雲・落雷情報をキャッチし、今、自分がいるところの状況がどのようになっていて、今後どうなっていくのかというのがだいたいわかりますので、こうした情報をキャッチするのも良いでしょう。
Twitterなども、情報源になるかもしれません。
金属類は体からはずせ!は大ウソ?

金属類は身につけておくと雷に打たれる確率が高くなるというのは大ウソです
傘をさすべきではないというのは本当です。
ゴム長靴やビニールのレインコートを着てるから大丈夫というのも大ウソで、少しも安全ではありません。
落雷後、すぐにまた落雷があることもあるので気は抜けません。

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