勉強の前にすべきこと、すると勉強の効率が上がる簡単な方法があります。

それは深呼吸です。

人間が生きていく中で酸素というものは、普段意識していませんが非常に大切なものです。人間は酸素がないと生きていけませんが、通常酸素濃度は約21%と追われています。これが20%に堕ちると思考能力の低下や手足のしびれといった変化が起こりはじめてしまいます。

たった1%の違いなのですが、人間の体に影響がでてきてしまいまう。
さらに酸素濃度が15%にもなると、これはかなりの酸素不足です。ろうそくの炎が消えてしまうほどの酸素不足で、こんな状況に人間がおかれたら、息苦しくて力がはいらない状態になります。

よく空気の入れ替えは大切だと言いますが、閉め切った室内では訳20.6%に減少しています。もっと狭い密閉空間である飛行機の中や満員電車の中では、18%近くになってしまいます。

一応、18%がだいたい安全範囲の最下限とされていますが、個人差がありますので、体調が悪いときに飛行機に乗ると気持ち悪くなる人がでてきてしまいます。

最近では密閉性が高い部屋、オフィスがありますが、空調が壊れたりすると、酸素不足に陥りやすいということになりまう。また長いフライトや満員電車に長く揺られていると頭がぼーっとしたりするのは酸素不足が主な原因と考えられます。

空気の入れ替えなどおしてしっかりと酸素を取り入れれば、脳にも十分な酸素が供給され、集中力もアップしてきます。

満員電車の中で座って本を読んでいると眠くなってきますが、これは電車の心地よい振動、シートの温かさなどの原因もありますが、酸素不足も一因になっています。

ヨガなどでは、ポーズよりも呼吸法を重視するということがありますし、スポーツジムにいっても筋トレやエアロビクスでは呼吸法を教えたりします。筋肉を使っているときに息を吐き、ゆるめるときに吸うといった動作をインストラクターから教わった経験がある人もいるでしょう。

それだけ呼吸法は人間の体にとって重要なものなのですが、その呼吸で多く取り込まれるのが酸素です。

姿勢が悪く、猫背で呼吸が浅い人と、姿勢が正しく深呼吸をしている人だと、酸素を取り入れられる量が違ってきます。

体の多くの病状は酸素不足とも関連しています。しっかりとした姿勢をとり、呼吸法を意識することが大切です。

もちろん大気中の酸素の量が約21%なので、高濃度酸素でも吸入しない限りは、いくら正しい姿勢で深呼吸を繰り返しても、どんどん限りなく取り入れられる酸素量があがっていくわけではありません。また酸素は取り入れすぎると、活性酸素が発生し、かえって体によくないことになります。

やはり、地球上に長い間生活してきたので、約21%の酸素を、健康な体で正しい姿勢で、思いっきり深呼吸することで取り入れるのがベストなのではないかと思います。

酸素は、頭の働きに非常に重要です。記憶力のアップ、集中力のアップには欠かせません。
勉強をするまえに、しっかりと深呼吸することは酸素を取り入れる意味でも、気分転換の意味でも非常に重要です。

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