最近では、政治家や警察、教師といった人たちまで、悪いことをしたりウソをついたりというニュースが流れています。

子供に優秀な子供に育ってほしいというのは親心ですが、それよりも前に人様に迷惑をおかけない正直でやさしい子供に育ってほしいものです。

●正直なことは、問題を早く解決することにつながる

子供のしつけは大切で、育て方によって性格は変わってきてしまいます。

それでは、子供を正直な子供に育てるにはどうしたらよいのでしょうか。

「正直者は馬鹿をみる」なんて言葉もありますし、ある程度のウソは必要で、馬鹿正直に生きていたら損するばかりだよという声も聞こえてきそうですが、正直なことというのは社会に出てからも大切です。そしてそのことが問題を早く解決することにもなるからです。

●正直な子供に育てる方法とは

恐怖政治ではありませんが、子供に恐怖心を植え付ける方法がありますが、これは良くありません。

なぜならば子供が心安らかな気持ちでいられなくなるからです。「ウソつきは嫌いだからね」というような脅し文句がこれにあたり、万一子供はウソをついてしまったとき、漠然とした不安を抱くようになり、心が安定しなくなります。

確かに、親からしてみれば、子供自体を嫌いと言っているわけではなく、ウソつきが嫌いだと言っているですが、子供の側に立って考えてみると、もしウソつきだと思われたらどうしよう、嫌われちゃうかもと心配になります。

ともすると、もう嫌われてるんじゃないかと思ってしまう場合もあります。

子供は、無意識のうちに「親の愛情は無条件でない。言うことをきかないと嫌われる」というようになり、支配されているように感じるとともに、親に心を許す音ができなくなってしまいます。

それでは、どうしたら良いのでしょうか。

常に子供の味方である、どんなあなたでも大好きだし、いつもあなたの味方だよというサインを送ってあげることです。そうすると子供は、ありのままでいいんだとなるわけです。心も安定してきます。子供はウソをついてごまかす必要がなくなるのです。

そして、正直に言ったときは、「正直に言えたね」と褒めてあげることです。正直に言うということは勇気がいることです。特に都合が悪いことになるとなおさらで、大人ですら大変なことです。

大人ですら、「自分は褒められて育つタイプだから(だから褒めて)」というようなことを平気で言う人もいますが、やはり人は褒められるとうれしいものです。中には、けなされて、何クソ精神で伸びる人もいるでしょうが、褒められて伸びる人のほうが大多数だと思います。ましてや子供であればなおさらです。

まさにアナ雪です。 ♪ ありの~ままの~ 姿見せるのよ~
そう、ありのままの姿を安心して見せられる環境づくりが大切なのです。

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