オヤジギャグや駄洒落で英単語をサクサク覚えていこうというような話もありますが、確かに数多くある英単語を、すべて語呂合わせしたりオヤジ蛙ギャグにするというのは、相当に駄洒落が得意という人でもない限り難しいかもしれません。
そこで、何も完璧に語呂合わせすることを考えなくてもよいと思います。

●ヒントで想い出す頭出し記憶法
好きな洋楽や、好きな外国人の俳優をあげてくださいと言われたとき、スラスラと名前が出てくる人が何人かいるかと思いますが、それでも何人か出た時点で、想い出せなくなってしまったりします。
あの、ほらあの映画に出てヒロインだったあの女優さん、誰だったっけ・・・というような時に、確かキで始まったようななんていうヒントで想い出すことが

あります。特に最初の1文字又は数文字わかれば、あとはスラスラと出てくるという経験はないでしょうか。

よく曲のイントロクイズみたいなもので、最初のちょっとだけ聞いて、その曲を当ててしまうというようなものです。
例えば、覚えるときに何度か口にしていると、無意識のうちにそれを覚えてしまっていて、最初の1文字2文字聞いただけで、自然と言葉がでてくるといったことがあるでしょう。

学習で記憶するときは、想起できればいいのですが、最初の数文字というのは想起する強力なきっかけとなります。


●実際の頭出し記憶法のやり方
たとえば、appreciate (評価する)を覚える場合、
オヤジギャグで覚えようとすると、「箱の中から8の字があふれているような状況」をイメージして、「『あふれし8(エイト)』、8の字数を評価する」といったような感じで良いかと思いますが、こうすんなり出てこない場合でも、appreciateの最初の「アップ」だけに注目します。

すると、アップと意味の評価するを結びつけ、「アップした分、評価する」と覚えておいて、アップだけ聞いてアプリシエイトを連想できるようにするというものです。

celebrate (祝う)の場合は、「精励した後、祝います」と覚え、セイレイから、セィレィブレイトと連想してしまいます。
まあ、ここまでできてるなら、「『精励、無礼と祝う偏屈オヤジ』」なんて覚え方もあるかもしれませんね。

こうすることによって、うまく語呂合わせできなくても、最初の2~3文字程度は語呂合わせできるものです。
この頭出し法は、普通の方法で英単語を覚えているが、appreciate (評価する)、celebrate (祝う)がどうしても覚えづらいというような時にも非常に有用です。

あなたは覚えにくいが、覚えるために何回も「appreciate (評価する)、celebrate (祝う)」と繰り返しています。ですので最初の「アップ」や「精励」だけでも英単語全体がスッとでてきやすくなっています。

最初の2~3文字だったら、似たような英単語もいっぱいあるし、それらと区別つかなくなってしまうのではという心配もありますが、名前がでてきているのに、水野真紀、坂井真紀、水野美紀、酒井美紀を間違えないのと同様に、繰り返せば間違えることはありませんし、速く覚えることができます。

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