捨てたらもったいない、ティーバッグの意外な使い方


美味しい紅茶を手軽にいれることができるティーバッグ。
飲み終わったティーバッグは、そのままゴミ箱へという人も多いかと思いますが、出がらしたティーバッグは、そのまま捨てるのはもったいないのです。
使い方によっては、もうひと働きしてくれます。


美味しいティーバッグのいれかた


使い終わったティーバッグのもうひと働きの前に、美味しいティーバッグのいれかたをご紹介します。
相棒にでてくる杉下右京さんのような紅茶通からすれば、紅茶をティーバッグでいれるなんていうのは、手抜きであり邪道だと思うかもしれませんが、ティーバッグでもいれかたを少し工夫するだけで、その美味しさも倍増するものです。


カップを温める


よく、レストランなんかにいくと料理の皿が温まったりしていますが、紅茶も同じで、カップを温めることで、いれた紅茶が冷めにくくなります。
紅茶を入れる前に、カップに少しだけお湯をいれて、円を描くように回して、カップ全体にお湯の温度をまんべんなく伝えてから、お湯を捨てます。


カップにいれる順序は、沸騰したお湯 → ティーバッグ


暖めたカップに、まずは沸騰させてお湯をいれて、それからティーバッグをそっと入れます。



フタをして蒸らす


今までなら、普通の人もよくやられている手順かと思いますが、ここがポイントになります。
カップにフタをして蒸らすのです。
もし、ティーカップにソーサーがついていれば、そのソーサーでフタをしても良いでしょうし、マグカップにマグキャップがあれば、それでフタをします。
ソーサーやマグキャップがなければ、ラップをかけてもOKです。
要は、熱や湿気が逃げないようにすることが大切です。
蒸らす時間は、ティーバッグの製品に蒸らし時間が書いてあったりしますので、それを参考にすると良いでしょう。
通常は、1~2分蒸らします。


ティーバッグを引き上げる


蒸らし終わったら、フタをとり(またはラップをはずし)、少しだけティーバッグを揺らして取り出します。
軽くティーバッグのお湯を切ったら取り出します。
ティーバッグは1杯分として、2度、3度と同じティーバッグで使い回しても、健康には問題はありませんが、同じような美味しい味にはなりません。
1回目で美味しい成分が出尽くしてしまっているからです。


使い終わったティーバッグの使い道


使い終わったティーバッグは、お風呂の頑固な湯垢を落とすのにうってつけです。
使い終わったティーバッグを乾かして、乾いたら使用済みになった食用油をつけます。

これで準備完了です。


この乾燥したあと直用油をつけたティーバッグで、お風呂の湯垢部分をていねいにこすってから洗い流すと、汚れが綺麗に落ちてきます。
最後に、湯垢を落とすのにつかった油がついているので、石鹸や洗剤で洗いながせば、お風呂の湯垢も綺麗におちます。


なぜ、ティーバッグと食用油で頑固な湯垢が落ちるのか


湯垢は人の体から出てくる脂が原因となっているので、水ではなく油に溶けやすいことから、食用油で落とすことができます。
それではなぜティーバッグを使うのかというと、ティーバッグの硬くてすき間のない線維が湯垢をしっかりつかんで落としてくれます。
つまり、スポンジなどで一生懸命こすっても落ちなかった湯垢も、固くてきめ細かいティーバッグの線維を使えば、ラクラク落ちるということになります。

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